花粉症は、草木の花粉が原因となって起こるアレルギーのひとつです。くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの鼻の症状や、目のかゆみ・充血・涙目・目やになど、目の症状があります。その他にも皮膚のかゆみやノドのかゆみ、せき、頭痛、全身のだるさを感じることもあります。
近年の花粉症の原因で圧倒的に多いのは、春先に猛威となる「スギ花粉」です。その他にも、春にはヒノキやマツなどの「木」の花粉が、初夏から秋にかけてはヨモギ・カモガヤ・ブタクサなどの「草」の花粉がアレルギーの原因となります。当院では花粉症の原因となるものを調べる検査も行います。
花粉症の治療は、内服薬や、点眼薬、点鼻薬などを症状に応じて、組み合わせて使用します。
作用別には、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の大きく3つに分けられます。
抗アレルギー薬などは、一定の効果がでるまでに時間がかかることから、症状の出始める前に治療を始めることが大切です。花粉が飛び始める2週間前くらいから使用することで、症状を軽く抑えることができますので早めにご相談ください。
コンタクトレンズを使用していると、涙の循環が悪くなり、花粉が目の中に残りやすくなります。また、適切にレンズケアができていないと、花粉などが付着しやすくなります。
花粉症のひどいときには、コンタクトレンズの装用は避け、メガネを使用するようにしましょう。また、目のかゆみや充血など症状がひどい場合は、必ず眼科医にご相談ください。
はやり目は、アデノウイルスなどの風邪の原因菌の一種が目についておこる結膜炎です。
はやり目にも種類があり、発病時期、期間、症状が変わってきます。よく知られている、はやり目のひとつにプール熱が含まれます。
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